陸上中距離女王・田中希実「プロ宣言」はマラソン転向の布石? 親子で描くはパリ五輪の先

公開日: 更新日:

 実業団OBが言う。

マラソンは1月のヒューストンで日本歴代2位の2時間19分24秒で優勝。9月のベルリンで日本記録(2時間19分12秒)を破る可能性はある。5000メートルでも日本記録を出せば、4つの日本記録保持者となり商品価値は一気にあがる。マラソンはトラックより選手寿命が長く、国内では記録や国際大会への関心度も高い。大会賞金や出場料、成績ボーナスでも稼げる。田中は母親が北海道マラソンで2度優勝。2002年の名古屋国際でも4位です。コーチの父親も当初は娘をマラソン選手に育てるつもりで、田中自身はマラソンにアレルギーはない。20代は親子で夢の五輪メダルに挑戦しても、28歳で迎えるロス五輪以後はマラソンを走ると思います」

 昨年の世界陸上は800、1500、5000メートルに出場。持ち前のスピードがマラソンで生きる日は遠くはない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース