巨人戸郷がWBC後“ぶっつけ本番”で今季初勝利も…原監督にコキ使われる日はすぐそこ

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 WBCの決勝に登板した巨人戸郷翔征(23)がぶっつけ本番で今季初勝利を飾った。

 昨4日のDeNA戦に先発し、6回を5安打無失点。球数はちょうど100球だった。

 侍ジャパンの一員として出場したWBCでは、「第2先発」で2試合に登板。計5回を投げて被安打2、1失点で世界一に貢献した。日本時間3月22日に行われた決勝の米国戦以来の実戦で今年初めての先発だったが、試合前には「(WBC)決勝でだいぶいい感覚になった。いいものが見せられる」と自信を見せていた。

 巨人はエースの菅野が右肘の違和感で離脱中。開幕ローテにはビーディ、グリフィン、メンデスの新外国人3人が名を連ねるという異例の態勢で開幕した。さる巨人OBがこう言った。

「菅野はいないし、今年来たばかりの助っ人は未知数なので、原監督は内心、不安で仕方がない。WBC参戦による調整遅れが懸念される中、ぶっつけで2カード目の初戦に投入したのも、昨季12勝でチーム勝ち頭だった戸郷に頼らざるを得ないからです」

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