西武・平良が早くも今季2勝目 先発転向成功ならメジャー評価は「最大で4年90億円」に!

公開日: 更新日:

「早ければ26歳を迎える2年後の25年オフがターニングポイントになるでしょう」(前出のOB)

 メジャーに詳しいスポーツライターの友成那智氏は「仮に今季からの2年間、先発として25試合以上に登板、防御率2.80以下をキープしてメジャー挑戦すれば、先発3~4番手クラスとして最大で4年総額7000万ドル(約94億円)級の好条件を提示されるかもしれません」と、こう続ける。

「平良の長所は、今季まで213回3分の2で被本塁打がわずか8本と非常に本塁打リスクが低い上に、奪三振率がとても高いこと(10.57)。故障による手術や長期離脱の経験もない。メジャーの打者は日本の打者より積極的にスイングするため、フォークが武器の平良は奪三振率の向上が見込めます」

 米国のFA市場も追い風になりそうだ。

「メジャーでは先発投手が枯渇する状況がしばらく続くでしょう。今季、40歳のバーランダーがメッツと2年総額約116億円と破格の契約を結んだのがいい例。いくらサイ・ヤング賞3度の実績があるとはいえ、40歳の投手にここまでの高額契約が提示されるのは異例。先発に付く値段は今、相当ハネ上がっている。平良は先発として結果を残せなくても、リリーフとしてつぶしが利くのもプラス材料です」(友成那智氏)

 西武の怪腕が大手を振って海を渡る日は遠くないかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由