大谷に「1人で投げて打て」の重圧…先発時にトラウトかレンドンの休養増やすと指揮官示唆
登板時に打席にも立つリアル二刀流で出場する際は、投げて打っての孤軍奮闘を覚悟する必要がありそうだ。
降雨により約1時間、試合開始が遅れた上に、三回の攻撃中に1時間25分の中断のため2回で降板し、3勝目を逃した日本時間18日のレッドソックス戦。ボストンマラソン開催のため、当初の試合開始がメジャーでも異例の午前11時すぎとイレギュラーだったこともあり、主砲トラウトと4番レンドンの故障リスクの高い2人が同時に休養した。指揮官は試合前にトラウトと話し合ったことを明かしたうえで「彼が健康な状態を維持するには休ませる必要があった」と説明。レンドンは10日のブルージェイズ戦で死球を受けた左肩の痛みが治まらないため、大事を取ったという。
ここ数年、故障がちのトラウトは昨季、左胸郭の炎症などで長期離脱。わずか119試合の出場にとどまった。一昨年の腰の手術から復帰したレンドンは左手首にメスを入れて6月に負傷者リスト(IL)入り、47試合に出場しただけだった。
主砲と4番の稼働率が低かったこともあり、エ軍はポストシーズン進出を逃すどころか、7年連続の負け越しに終わった。