大谷に「1人で投げて打て」の重圧…先発時にトラウトかレンドンの休養増やすと指揮官示唆
解任されたマドン前監督に代わって監督代行に就任した昨季の二の舞いを避けたい指揮官は今後もトラウト、レンドンの2人を定期的に休ませる方針。マウンドでの安定したパフォーマンスが見込める大谷の登板時に、主砲か4番を休ませるとほのめかしている。
マドン前監督時代にも、大谷が投げる試合で主砲を休ませるのは珍しくなかったが、メジャーを代表する強打者のトラウトや、勝負強さが戻ったレンドンを欠けば、得点力が低下しかねない。
昨季、大谷の登板時にトラウトが休養したのは5試合(IL入り期間を除く)。2度目のワールドシリーズを制したアストロズ(2試合)、強打のレッドソックス(チーム打率.258=30球団中2位)などが相手だったが、計34回を17安打2失点、54奪三振と好投。打っては19打数9安打の打率.474、1本塁打7打点と結果を残した。リアル二刀流としてのパフォーマンスを最大限に発揮して5勝負けなしだった。
昨季の主砲休養時は自らの活躍で白星を引き寄せたが、今季も同様に打って投げて結果を出すことが求められる。