西武・山川穂高に浮上する「海外逃亡説」の信憑性 クビ免れても“針のむしろ”で日本球界では扱いづらい
と、代理人事務所の関係者がこう続ける。
「現実的には、MLBではなくアメリカの独立リーグでしょう。本塁打王3度の長距離砲といっても、パワーだけではメジャーじゃ厳しい。向こうはスキャンダルに寛容といっても、時代は変わってきた。間違いなく数字を残す一握りの選手ならともかく、20年サイ・ヤング賞投手のバウアー(現DeNA)ですら性的暴行疑惑がたたり、不起訴になりながら、獲得するメジャー球団はなかった。
18年に女性への暴行容疑で逮捕されたオスナ(現ソフトバンク)もその後のキャリアに窮して、日本に来た。独立リーグなら受け入れてくれる球団は多くある。独立リーグでプレーしてほとぼりを冷ましてから、いずれは日本球界に復帰……というプランはあり得る。すでに山川サイドにアプローチすると言っている代理人もいます」
西武としても、自主退団してくれるなら御の字だ。もちろん、また日本で野球ができるかどうかは別問題だが……。