巨人・門脇誠が坂本勇人をショートから追い出す日…原監督も目を細める驚異の“鉄人”ぶり
「なにより守備力がこのところいい。内外野ともにね」
30日の中日戦に勝って今季3度目の4連勝。試合後の巨人・原監督はその勝因を聞かれてこう即答した。
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巨人OBの橋本清氏が言う。
「この日は0-0で迎えた八回に20歳の秋広、22歳の門脇に適時打が出て若手のバットで試合をものにしたわけですが、28日の中日戦から坂本勇人が復帰した時点で、代役の門脇を控えに回す選択肢もあった。あの時点で門脇の打率は.200。でも、原監督は主砲で4番の岡本を一塁に回してまで門脇を三塁で起用している。一塁の中田のコンディションが万全ではないという事情はあるにせよ、門脇の守備力は代え難いという判断でしょう。実際、守備の安定感と球際の強さは特筆すべきものがあります」