56年ぶり新人プロ初安打が満塁弾! ヤクルト5位北村恵吾が燃やす阪神ドラ1森下へのライバル心
高校時代は1年夏から4番を打ち、3年時には春夏連続で甲子園に出場。夏は智弁和歌山戦で2本塁打を放つなど、チームの8強入りに貢献した。
「そんな北村にとって、森下は良く言えば絶好のライバル。もしかしたら、話題を全部持っていく『目の上のたんこぶ』だったかもしれない。ただ、北村は常に冷静でした。主に森下の後ろを任されていましたが、ライバルが一発を放っても雰囲気に流されず、冷静にヒットを打ってさらにチャンスを広げていたのが印象的です」(前出の安倍氏)
お立ち台では新人らしからぬ落ち着き様で、「(満塁弾を打った)2打席目はゾーンをあげて、(犠飛の)1打席目より強い意識で打席に入った」と話した北村。
ドラ5からの逆襲が始まった。