夏の甲子園では見られない逸材たち 地方大会で敗れた「高校生ドラフト候補5人」の真価

公開日: 更新日:

杉山遥希(投手・180センチ・82キロ・左投げ左打ち=横浜高校)

「カーブが武器。MAX144、5キロのストレートのコントロールも悪くない。右打者のふところに投げ込めるようになったのも評価できる」

 こう言うのはセ・リーグのスカウト。野球名門校で1年時から主戦格で投げているように経験も豊富だ。

ドラフトで指名する球団もあるだろうが、しかし、プロに入ってどうかという疑問は残る」と前出のスカウトはこう続ける。

「ストレートのMAXは145キロでも、平均球速は140キロ前後。武器のカーブも含め、これという決め球に使える変化球があるわけでもない。制球力もいまひとつ。体の開きが早く、それを抑えるために指導者があえてインステップで投げさせているのでしょうけど、彼らの手を離れたときにどうなのか。何かひとつでもプロで即、通用するものがあれば他の部分を磨けばいいが、そうではないだけに心配ですね」

 プロ入り後の伸びしろという点で疑問というのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”