トラウトが復帰も大谷翔平のタイトル獲得にまた難題…9月のロースター拡大が逆に足かせに?
大谷翔平(29)に援軍である。
左手有鈎骨骨折で戦列を離れていた主砲トラウト(32)が日本時間23日のレッズ戦で復帰。大谷の前の「2番・中堅」でスタメンに名を連ねた。50日ぶりにメジャーの打席に立った主砲は八回に三塁への内野安打を放ち、4打数1安打。大谷は3打数無安打1四球に終わり、チームは3-4で敗れた。
主力選手の復帰が続き、主砲に次いで今季、一時は遊撃の定位置を掴みながら腰痛で離脱した新人ネト(22)も9月上旬に戦列に戻る見込み。
今季のエ軍は、ネト以外にもメジャー経験のない若手を積極的に起用。19日のレイズ戦では今年のドラフト1巡目指名で入団した内野手のシャヌエル(21)がいきなり抜擢された。他にも「170キロ」右腕ジョイス(22)、3Aパシフィック・コーストリーグ最多27本塁打のキャベッジ内野手(26)ら11人の若手が昇格。メジャーでは結果を残せず、マイナーに送り返された選手が大半だったが、今後は再び、若手の起用が増えそうだ。
■来季に向けて若手をテストする機会