ロッテ佐々木朗希は試運転どころじゃない? 一軍復帰戦がヤンキースGM視察の“御前試合”に

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「ヤンキースのキャッシュマンGMは、思わぬ幸運に恵まれそうです」

 米球界関係者がこう言うのは、10日のオリックス戦で一軍復帰することが決まったロッテ佐々木朗希(22)に関してだ。

 朗希は7月24日のソフトバンク戦で左脇腹の肉離れを発症。当初は全治2カ月と診断され、今季中の復帰は絶望的とみられていたが、吉井監督によればこの日、故障箇所が完治していることがわかったという。

 とはいえ、朗希は故障して以降、ファームの試合には一度も登板しておらず、去る3日に打撃投手をやったばかり。異例のぶっつけ一軍復帰となるわけだが、さるロッテOBは「首脳陣は決して無理をさせることはない」と前置きした上で、こう続ける。

「クライマックスシリーズに向けて、エースである朗希は大きな存在になるうえに、CSで対戦するであろうオリックスにもプレッシャーをかけることができる。しかも復帰戦は、ヤンキースのキャッシュマンGMがZOZOマリンを訪れ、試合を視察する予定。将来的なメジャー挑戦を見据える朗希にとって、ヤンキース編成トップの御前試合となれば、モチベーションになるはずです」

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