中田翔ジリ貧FA宣言の先にある“ウルトラC”プラン…巨人残留でも来季は「ベンチ要員」確定

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 来季プロ17年目となる巨人中田翔(34)がFA権行使を熟考している。

 今季は5番で開幕も、後半戦は代打が増え、92試合に出場して打率.255、15本塁打、37打点。昨オフに巨人と3年契約を結んだものの、中田が1年ごとに契約の見直しができるオプトアウトの条項があるという。

 阿部慎之助新監督(44)が先週出演した番組で、岡本和を一塁、坂本を三塁、2年目を迎える門脇を遊撃のレギュラーで起用すると明言。一塁手の中田にとって「ベンチ要員」と言われたようなもので、移籍の後押しとなりそうだ。

 まずはソフトバンクが興味を示しているとされる。3年連続V逸で、中軸を張れる右の長距離打者が補強ポイント。

 当初は西武・山川の獲得を目指していたが、女性トラブルで頓挫。さる球界関係者は「代役として中田に興味を示している幹部もいるが、中田も同僚への暴行問題で日本ハムを出されているだけに、コンプライアンスに厳しい王会長が首を縦に振るかどうか」と指摘する。

 中田は「子供の転校問題が悩みの種」と話している。その点で、同じ関東のロッテも候補になる。

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