山本由伸がヤンキースら6球団と面談へ 移籍のこだわり「全くない」で条件・起用法など吟味
大谷翔平(29=エンゼルスからFA)と並ぶ移籍市場の目玉右腕の周囲が騒がしくなってきた。
米紙「ニューヨーク・ポスト」(電子版)が日本時間5日に報じたところによれば、オリックスからポスティング申請した山本由伸(25)が、5日開幕したウインターミーティング(テネシー州ナッシュビル)期間中に6球団と面談を行うという。
記事によれば、山本が面談に臨む球団はヤンキース、メッツ、ドジャース、レッドソックス、ジャイアンツ、カブスの6球団。山本は現地に到着次第、代理人であるワッサーマン・メディアグループのジョエル・ウルフ氏とともに各球団の編成トップと直接交渉を行うとみられる。
山本は移籍先選択の条件について「全くない。何を重視するかはまだ絞り切っていない」と明言。西海岸や東海岸などの地理的条件や、日本人選手の有無などにこだわりがないことから、面談では代理人とともに各球団からの条件提示、起用法などを吟味するようだ。
ここにきて、山本がドジャース、ヤンキース、メッツの3球団に絞ったと報じられたが、レッドソックス、カブス、ジャイアンツも依然として獲得を諦めていないとの情報も飛び交っている。
各球団との面談終了後には日本の“サイ・ヤング賞”右腕の争奪戦が一気に進展しそうだ。