DeNA三浦監督の頭痛の種…バウアー、今永、石田が流出危機もドラフト上位は野手&救援投手
「チャンスをいただいて感謝しているし、腕がちぎれてもいいという思いで死ぬ気で投げる」
先日、ソフトバンクを戦力外となり、DeNA入りした森唯斗(31)が入団会見でこう意気込んだ。
2013年ドラフト2位でソフトバンクに入団以降、主にリリーフとして腕を振ってきた森は、プロ10年目の昨季途中から本格的に先発に挑戦。6試合で2勝3敗、防御率4.60と結果を残せなかったが、DeNAは先発を任せるつもりだという。
「森が先発要員と見込まれているのは、投手陣が枯渇しているから。オリックスからFA宣言した先発左腕の山﨑福也の獲得に失敗したのは痛い」とは、球団OB。
DeNAは今オフ、先発ローテ投手がこぞって流出危機に瀕している。左腕エースの今永昇太(30=今季22試合で7勝4敗、防御率2.80)がポスティングでメジャー挑戦。同じく左腕の石田健大(30=今季23試合で4勝9敗、防御率3.97)はFA宣言し、目下、ヤクルトなどと交渉している。しかも、20年のサイ・ヤング賞右腕のバウアー(32=今季19試合で10勝4敗、防御率2.76)もメジャー復帰を視野に入れ、自由契約になった。