ある中日OBはこう話す。
「立浪監督は選手の選り好みが激しい。自分の方針に合わない選手は基本的に使わない。京田や郡司のようにトレードに出されるケースもある。若手の起用についても、一度の守備のミスで懲罰的にベンチに下げるなど、厳しすぎる面もある。とっかえひっかえでは選手は育ちません」
中日は今オフ、中日は中田翔(34)や中島宏之(41)を獲得したが、彼らはあくまで”助っ人”。生え抜き若手を一人前にすることでこそ、立浪監督の真価は問われる。来季も最下位ならば、「改革者」ではなく「破壊者」として負の歴史に名を刻みかねない。