ドジャース大谷も「追い込まれると弱い?」…相手投手が匂わせた意外な弱点
ドジャース・大谷翔平(29)は日本時間29日のレンジャーズ戦のスタメンを外れ、キャンプ地アリゾナ州グレンデールで軽めのメニューで調整。次回出場は3月2日のガーディアンズ戦に決まった。
177日ぶりに実戦復帰した前日のホワイトソックス戦で、いきなり移籍第1号を放った。ドジャースファンに持ち前の長打力をアピールしたが、第1打席では過去2打数2三振と相性の悪い若手左腕クロシェット(24)の低め直球に手が出ず、見逃し三振に倒れた。
今季のローテ入りを狙う左腕は降板後、大谷についてこう明かした。
「彼は驚異的なパワーの持ち主なので、こちらがカウントを悪くすれば、不利になるのはわかっていた。彼に対してはストライクを先行させることしか考えていなかった」
実際、クロシェットは昨季のア・リーグ本塁打王である大谷相手に強気に攻めて4球で仕留めている。大谷にとっては復帰後初打席であくまで様子見だったにせよ、実は過去のデータ上、どんな打者でも追い込まれると不利になることを差し引いても、その傾向はハッキリしている。