ロッテ佐々木朗希「メジャー容認にノルマなし」で残る問題…吉井監督の“親心”に耐えられるのか?
佐々木は早ければ今季終了後にもメジャーに挑戦することが濃厚。昨オフに入札制度による米球界入りを要望し、契約更改を保留、選手会を脱退するなどスッタモンダを繰り広げた。
キャンプイン直前に今季の契約を結んだものの、その強硬姿勢がOBやファンの間ではもちろん、チーム内でも物議を醸した。
「球団は基本的にはメジャー挑戦を容認する方針で、ポスティング申請についても、優勝に貢献するとか、今季何勝を挙げるとか、ノルマは設定していないと聞きます。ただし、吉井監督は今季の朗希について『1年間、中6日の先発ローテで投げてもらう』と言っています。中6日でのシーズン完走は、メジャー挑戦に向けた最低限の準備で、吉井監督の親心です。問題はそれに耐えられるかどうか。スタミナ、体力的にはまだ成長途上というのがチーム内の共通認識ですから」(前出のOB)
どうせ行くなら、ファンを含めた周囲の理解、後押しを得ての方がいいに決まっている。そのための課題はハッキリしているようだ。