ドジャース大谷が「4度目の正直」で見せた圧倒的存在感 強力リリーフ左腕ネルソンを攻略

公開日: 更新日:

 ドジャース大谷翔平(29)が同地区のライバル球団相手に存在感を発揮した。

 日本時間11日、アリゾナ州グレンデールのダイヤモンドバックスとのオープン戦に「2番・DH」で出場し、3打数1安打1打点。

 大谷は昨季ナ・リーグを制した同地区の若手投手を相手に見逃し三振に倒れるなど3打席目まで無安打。初回、打者一巡の猛攻で一気に7点を奪う中、ひとり蚊帳の外だった。

 オープン戦で打撃絶好調の大谷のバットは黙っていない。無死一塁で迎えた六回の第4打席だった。相手の5番手左腕で強力リリーフ陣の一角であるネルソンの初球スライダーを捉え、右翼線に適時二塁打を放った。今オープン戦で初めて4打席に立った大谷は代走を送られ、この回で退いた。

 昨季、ド軍は2位ダ軍に16ゲーム差をつけて地区連覇を達成したが、地区シリーズでは、そのダ軍にまさかの3連敗を喫した。今季も熾烈な地区優勝争いが予想されるライバル相手に、大谷が強烈な印象を残した。

  ◇  ◇  ◇

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ