投手陣の四球禍&野手の大量失策、岡田監督のブチギレ招いた根本原因…阪神は球団ワーストのOP戦開幕9連敗
10日の巨人戦に敗れ、オープン戦開幕9連敗を喫した阪神。本拠地での開幕前哨戦に甲子園は4万1129人を動員し、オープン戦としては異例のチケット完売となったが、球団史上初、前年優勝チームとしてもプロ野球史上初の屈辱となった岡田彰布監督(65)は、捕手のリードを槍玉に上げた。
「ドラフト6位の津田(22=大経大)にしても、なんで武器のカーブを使わへんの。最後、ベンチから『カーブ投げ』と言うたんやで。投手潰したらアカンよホンマに」
「なんで投手のええ球を投げへんねやろって。言うまで投げへん。キャッチャーがストライク取れるリードやないんや」
ブルペンデーだったこの日、七回から5番手で登板した津田が1回3安打1失点の乱調だったのは、マスクを被った長坂(29)に原因がある、というのだ。
2日の日本ハム戦後にも、若手の榮枝(25)のリードを酷評していた岡田監督がいま、最も危惧しているのが捕手陣だ。
キャンプ中に坂本(30)と並ぶ捕手二枚看板である梅野(32)が右肩肉離れで離脱。開幕に間に合う見通しというが、現状は二番手捕手が頼りなく、坂本におんぶに抱っこが現状。仮に坂本が故障しようものなら、チーム崩壊の危機に陥りかねない。