開幕黒星発進の阪神・岡田監督が苦悶…「4番大山」は復活が先か、故障再発が先か?
阪神は29日、巨人相手に1972年以来52年ぶりに生え抜き選手のみの開幕スタメンオーダーを組みながら、完封負けの開幕黒星発進。阪神の岡田彰布監督(65)が表情を曇らせたのは、4番・大山悠輔(29)の状態だ。
オープン戦期間中に下半身のコンディショニング不良でオープン戦最後の4試合を欠場。開幕でスタメン復帰を果たしたものの、この日は4タコの3三振。ブランクのせいか、故障のせいか、鋭いスイングも鳴りを潜めるなど、本調子には程遠かった。
大山は昨季、不動の4番として全143試合に出場。打率.288、19本塁打、78打点でリーグ優勝と日本一に貢献した。
替えがきかない選手だけに、故障の再発が何より怖い。ネット上でも「開幕直後だけに、無理をさせないほうがいい」との声も少なくない。
まして今年は大山にとって大事な年。順調にいけば、今季中に国内FA権を取得するからだ。
30日の試合について岡田監督は「状態を見ないとわからない」と話していたが、無理がたたって故障がぶり返すようなら、それこそ一大事である。
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