岡田監督はそれでも強気だが…阪神に「オープン戦最下位」はやっぱり鬼門

公開日: 更新日:

 オリックスとの最終戦もあえなく敗れた。

 オープン戦を3勝14敗1分け、勝率.176の最下位で終えた阪神岡田彰布監督(66)はここまで、「勝敗は関係ない」「4年間でオープン戦最下位チームが3チーム優勝してる言うてるやん」と、強気の姿勢を崩していない。たしかに、2020年の巨人、21、22年のヤクルトがオープン戦最下位からリーグ優勝を果たしてはいる。

 しかし、01年以降、同率最下位を含めた延べ25チームのシーズンの成績は、優勝5回に対して最下位は11回。Aクラス入りしたのも16年のDeNA(3位)と昨23年の広島(2位)の2チームのみで、大半がBクラスに沈んでいるのだ。実際、阪神はオープン戦で09年、12年、18年と3度最下位になり、シーズンは4位、5位、6位といずれもBクラスだった。

 まして、今年の阪神の勝率は14年のヤクルトの.083(1勝11敗1分け)に次いで低い上に、勝率1割台でのフィニッシュはヤクルトと今年の阪神、ロッテの3チームのみ。ヤクルトはその年、最下位に低迷した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…