ロッテ佐々木朗希が自己最多111球&今季初勝利!…それでも気になる直球の精度
「この日の佐々木は最後まで直球の質が悪いままで、まともに使えるボールがスライダーしかなかった、というだけでしょう。それは修正というより、かわしただけです。それでも抑えるのはさすがとはいえ、今季、急に球速が落ちて、制球まで悪くなっているのは気がかりです。意図して球速を落としている可能性もありますけど、オープン戦中に本人は『直球は思うようにコントロールできなかったら苦しくなる』と課題を口にしている。あるいは、直球とは回転のかけ方が異なるスライダーの多投で、指先の感覚に狂いが生じているのか。直球の質が改善されない限り、今後もスッキリしない投球が続くでしょう」
まして佐々木は早ければ今オフ、ポスティングによるメジャー挑戦の可能性がある。小手先の投球で抑えられるほど、メジャーは甘くないだけに、「160キロの直球」が待たれる。
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昨オフは佐々木の年俸更改がもつれにもつれていたことは記憶に新しい。実は、その背後には佐々木を早期にメジャー挑戦させようと企てる「黒幕」が存在する。なんでもその黒幕は佐々木が高校時代から目を付けていたそうで――。
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