日米両スカウトが指摘する佐々木麟太郎の弱点…走攻守、環境、精神面で課題山積
米スタンフォード大の佐々木麟太郎(19)がMLB主催の「MLBドラフトリーグ」に「4番・一塁」として初出場。
MLB公式サイトが「日本の強打の天才」とアナウンスすれば、試合中継の実況アナ氏は「将来のドラ1候補」と紹介していたが、「(いきなり4番などは)あの大谷翔平の母校の監督の息子ということで、運営側が配慮した結果ではないか。MLB公式サイトの破格の扱いも含め、VIP待遇を受けているのは確かです」とは現地特派員。(【前編】からつづく)
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そんな佐々木には、早くも強力なサポート態勢が敷かれている。
ハリウッドを拠点とする大手代理人事務所「WME」のスポーツ部門とエージェント契約を結んだのだ。
スポーツ部門には、テニスのノバク・ジョコビッチやセリーナ・ウィリアムズ、野球ではヤンキースの若手有望株であるアンソニー・ボルペが所属。芸能部門はかつてエルビス・プレスリーやマリリン・モンローらが所属、歌手のブルーノ・マーズ、モデルのミランダ・カーら多くのセレブを抱えている。佐々木も「日本のセレブ」「日本のスター候補」として、青田買いされた形だ。