大の里の大関昇進 今場所「11勝止まり」なら相撲協会どうする? 先場所はまさかの9勝止まり

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 ただでさえ、現在の土俵は上位陣の層が薄い。霧島貴景勝の陥落で4大関が一気に2大関となり、横綱照ノ富士は両膝のケガと糖尿病で今場所休場。いつ引退してもおかしくない。相撲協会としては早く次の横綱を狙える大関を作りたいのだが、だからといって直前の場所で1ケタ勝利の大の里を、星1つ足りない11勝で昇進させようものなら「無理やり上げた」と非難されかねないというわけだ。

 この日、粂川審判部副部長(元小結琴稲妻)は大の里について、「まだ初日だから」としつつ、「あんな相撲ばかりじゃ、勝ち星がついてこないだろう」と手厳しかった。

 協会は大の里が12勝以上の成績を残せるよう、2日目以降の奮起を祈るしかない。

  ◇  ◇  ◇

 そんな大の里の稽古態度について、「師匠の二所ノ関親方が見ている前で、堂々と稽古をサボることもあるくらい。師匠は苦い顔をするものの、部屋の出世頭だからか強くは言わない」とは角界関係者。いったいどういうことなのか。

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