ドジャース山本由伸&カブス今永昇太が抱える「負の共通点」とそれぞれの「キズ」
身長は178センチ。メジャーの投手にしては小柄で、“エンジン”の小ささを疑問視するスカウトもいた。
そこへいくと今永も同じく178センチ。「長所は球のキレだが、疲労が蓄積するとキレを失ってつかまりやすい。球数や登板間隔に配慮することは必要」とみていたのはア・リーグのスカウト。山本同様、体力面に不安があることに加え、2度目以降の対戦でつかまる傾向がある。
これまで27試合に先発したうち、2度対戦があったのはドジャース、マーリンズ、メッツ、パイレーツ、カージナルスの5球団。このうち2度目のメッツ戦は3回11安打10失点、カージナルス戦は7回途中10安打4失点と打ち込まれている。この日のドジャース戦にしても、3失点はいずれも本塁打によるものだった。
「今永のストレートはキレがあり、初見では攻略しにくい。打席では、映像で見る以上の伸びを感じるといいます。けれども、2度目以降の対戦では打者も慣れるのではないか」とは前出の特派員だ。
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「投げる哲学者」とも言われる今永は海を渡ってから大谷に対し、「対抗心」を垣間見せていた。いったいどういうことか。どんな「発言」をしていたのか。
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