レッドブルがJ3大宮を買収!「Jリーグ初の外資系企業・単独オーナー誕生」で日本サッカーはどう変わる?

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 今回、Jに風穴が空いたことで多くの外資系企業が、Jリーグへの参入を狙っていくことが推察される。

「かつて在日朝鮮蹴球団のメンバーとしてプレーしていた人物から『もし自分たちがJクラブを所有したら、日本のサッカーは盛り上がるよ。だって毎週末に<日朝戦>ですからね。日本系のチームにとっても<国際試合の経験を積める>から非常にプラスになると思います』と聞いたことがあります」(サッカージャーナリスト・森雅史氏)

 現在のJリーグの規約では、1試合に出場できる外国籍選手の数は「J1で最大5人」「J2とJ3は最大4人」(チーム登録枠はA契約選手25人以内)。外国籍の選手だけのチームを作ることは出来ない。

「しかしながら国際結婚も増えている昨今、国籍は日本でも<外国のルーツを共有する選手>だけでチームを作ることは可能です。ほかに『いつか自分たちもJリーグに参画したい』と話してくれた東南アジア諸国の人もいました。特に今は円が安いので<Jクラブはお買い得>と思っている企業も少なくないはずです。これから中国系、インドネシア系、マレーシア系の企業がオーナーのJクラブが誕生する可能性もあります」(前出・森氏)

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