昇格決定的の中日・井上二軍監督は立浪監督と何から何まで“正反対”《明るさと社交性のある熱い男》

公開日: 更新日:

 指導方針も立浪監督とは対照的。阪神ヘッドコーチを退任後、矢野前監督と行ったトークショーではこう言っていた。

「自分のモットーとしては、どれだけ選手にモチベーションを上げさせるか(が大事)。もちろん“肘上げろ脇締めろ”っていう指導も大事ですけど、選手はガキの頃からやってるフォームがあるわけで、“ここをこう変えろ”という指導で劇的に変わるとは思えない」

 選手に自らの理論を押し付け、合う合わないに関係なく、立浪流打撃フォームを実践できなければ排除する。そんなやり方で選手と決定的な溝ができた立浪監督とは、正反対の考え方だ。

 3年連続最下位が現実味を増す今の中日は、現有戦力の底上げだけでは来季も苦しい戦いを強いられそうだが、少なくともベンチと選手の関係は良化しそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 中日と言えば、崖っぷちに立たされているのが根尾昂(24)だ。先月、広島戦に登板した際はボコボコに撃ち込まれ、立浪監督も苦笑いを浮かべたほどだった。いったい根尾に何が起きているのか。「悲惨すぎる現状」とは。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ