昇格決定的の中日・井上二軍監督は立浪監督と何から何まで“正反対”《明るさと社交性のある熱い男》
指導方針も立浪監督とは対照的。阪神ヘッドコーチを退任後、矢野前監督と行ったトークショーではこう言っていた。
「自分のモットーとしては、どれだけ選手にモチベーションを上げさせるか(が大事)。もちろん“肘上げろ脇締めろ”っていう指導も大事ですけど、選手はガキの頃からやってるフォームがあるわけで、“ここをこう変えろ”という指導で劇的に変わるとは思えない」
選手に自らの理論を押し付け、合う合わないに関係なく、立浪流打撃フォームを実践できなければ排除する。そんなやり方で選手と決定的な溝ができた立浪監督とは、正反対の考え方だ。
3年連続最下位が現実味を増す今の中日は、現有戦力の底上げだけでは来季も苦しい戦いを強いられそうだが、少なくともベンチと選手の関係は良化しそうだ。
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中日と言えば、崖っぷちに立たされているのが根尾昂(24)だ。先月、広島戦に登板した際はボコボコに撃ち込まれ、立浪監督も苦笑いを浮かべたほどだった。いったい根尾に何が起きているのか。「悲惨すぎる現状」とは。
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