藤浪晋太郎をオリが獲得調査と報道も…《性に合うのは日本より米国》とメジャースカウト指摘
福良GMが米国で直々に視察しているというなら、本気度は高そうだ。
8日付のスポニチによれば、オリックスがメッツ傘下3Aの藤浪晋太郎(30)の獲得調査を進めているというのだ。
2022年オフに、阪神からポスティングでアスレチックスに入団。メッツに在籍した今季はメジャー登板はなかったが、ア軍とオリオールズの2球団に在籍した昨季は、主にリリーフとして64試合に登板、7勝8敗2セーブ、防御率7.18だった。
今後は日本球界への復帰も視野に入れつつ、新天地を探すことになるが、仮に日本に戻ってきたとしても、活躍できる保証はない。
最速165キロのストレート、切れ味のあるスライダー、フォークを武器にする一方で、日本時代から制球難に悩まされ、好不調の波も激しい。
「米国の打者は力勝負で積極的に振ってくれるからまだしも、日本の打者は選球眼が良く、なかなかボール球を振ってくれません。見逃し、空振りのストライクが取れないと、やはり苦しい。メジャーでも四球を連発するなど、苦しみましたが、日本よりも米国のほうがまだ、性に合っているのではないか」とは、メジャースカウト。