山川穂高の母校・富士大から大量6人がドラフト指名!岩手の地方大学が大躍進のワケ
自らを「野球オタク」と呼ぶ豊田監督は、これはと思う高校野球などの先輩指導者の講演などに積極的に足を運び、時にはアポを取ってグラウンドに押しかけ、膝詰めで5時間も質問攻めにしたことも。スカウティングの要諦を「僕は“伸びしろ”という部分は意識して見ていますね。目立たないけど肩が強い、足が速い、遠くに飛ばす力がある、そういう伸びそうだなと思った子に注目しています」と言っていた。
そんな豊田監督の下でコーチとして指導してきた安田監督がイズムを継承。チームの勝利至上主義ではなく、選手個人の夢や目標を尊重した指導方針を貫いている。
「個が育つ野球部」として、今後も全国に名を轟かせることになりそうだ。
◇ ◇ ◇
●関連記事には、今回のドラフトの球団別「内幕」をピックアップ。プロ野球ファンは必読だ。