ソフトBオスナ「給料未満の働き」で…中日守護神マルティネス獲得機運ますます盛り上がり
まさかの背信投球に、首脳陣の肝はさぞ冷えたことだろう。
ソフトバンクの守護神オスナ(29)が、26日の日本シリーズ初戦でやらかした。5点リードの九回に登板するも、ヒット4本に加え、自身の失策で3点を失う大乱調。青息吐息で3アウトを奪った姿は、昨季までとはまるで別人である。
ロッテを経て、昨季ソフトバンクに1年契約で入団。49試合で26セーブ、防御率0.92と、アストロズでストッパーを務めた実力を見せつけ、オフに4年総額40億円という巨額契約を勝ち取った。
しかし、すっかり“お腹いっぱい”になってしまったのか、今年は明らかに太めの体形で来日し、8月から9月にかけては腰の炎症でメキシコに一時帰国。9月の一軍合流後も本調子にはほど遠く、今季は39試合で24セーブ、防御率3.76と、大幅に成績が悪化した。
ソフトバンクは今季が3年契約最終年の中日守護神、マルティネス(28)の獲得を狙っているという。オスナが額面通りの働きをしてくれればまだしも、今季の体たらくでは更なる補強もやむなし、だろう。