来季の大谷は二刀流復帰→最多勝&本塁打王でワールドシリーズMVPへ!頂上決戦での不発が発奮材料

公開日: 更新日:

 今季は打者専念。レギュラーシーズンはケチのつけようのない成績だったものの、ポストシーズンの数字に限れば不完全燃焼だったのは想像に難くない。右肘手術リハビリ中で、打って走ることに特化していただけになおさらだ。

 来季は投手として復帰する。投打の二刀流が復活するとはいえ、体が悲鳴を上げたエンゼルス時代のように投げて打ってのフル回転は現実的ではない。今回のケガにつながった盗塁などもってのほかだ。

 今季が象徴的だったように、ドジャースは先発が手薄というか、故障持ちだらけ。とりあえず年間通じて、中5日のローテーションで回ることが最優先されるだろう。そもそもベッツ(32)とフリーマンがいて打線は強力なチームだけに、体調次第で登板日前後のいずれかは休養に充てられる可能性も出てくる。

 ア・リーグのスカウトがこう言った。

「ドジャースは大谷と10年契約を結んだが、来季以降9年間、投手を続けられるとは思っていないでしょう。右肘靱帯の手術は2度目だし、何より大谷は160キロ超の速球が武器。ただでさえ右肘にはかなりの負担がかかりますからね。メジャー1年目に右肘靱帯の修復手術を行った後、投手としてフル稼働したのは21年からの実質3年間だったことを考えれば、2度目の手術を経験した今回も本人が思うような投球ができるのは来季から2、3年程度ではないか。それ以降は本人も言っていたようにポジションチェンジ、DHではなく一塁や外野手などの野手にするのがドジャースの青写真でしょう。打者としてケタ違いの成績を残すことは今季で証明されたわけですから。だとすれば投手として計算できる間は、どちらかといえば投手に軸足を置いた起用になると思う。そうなれば20勝、最多勝を十分に狙えるでしょう」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在

  5. 5

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  1. 6

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  2. 7

    イスラエルにあなたの年金が流れていく…厚労省「ジェノサイド加担投資」引き揚げ“断固拒否”の不可解

  3. 8

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  4. 9

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  5. 10

    公表された重点施策で露呈…JR東海の株価低迷と時代遅れの収益構造