阪神・青柳晃洋 米挑戦のセーフティーネットは金庫開いたメジャー屈指の「渋ちん&不人気」球団
今オフはロッテ・佐々木朗希(23)、中日・小笠原慎之介(27)、阪神・青柳晃洋(31)の3人がポスティングシステムでのメジャー挑戦を表明。
佐々木には、ほぼ全球団が関心を寄せ、争奪戦に発展するのは必至。小笠原はメジャーでも貴重な先発左腕だけに、ローテの4~5番手と位置付ける球団が少なくない中、青柳だけは苦戦を強いられそうだ。
サイドから繰り出す最速149キロの直球と多彩な変化球を武器に2度の最多勝を獲得したが、今季はわずか12試合で2勝(3敗)に終わった。移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は5日に青柳の特集記事を掲載。今季の投球内容を分析し「奪三振率13%はメジャー平均よりも10%低い。与四球率7.8%とまずまずだが、制球は抜群というわけではなかった」とし、「メジャー契約は厳しいかもしれない」と指摘した。
青柳はマイナー契約も受け入れる構えを見せているが、中にはメジャー契約での獲得に関心を示す球団もあるという。低予算で運営し、年俸総額は毎年のように30球団最低のアスレチックスだ。