佐々木朗希に専属通訳なしの効能 「言葉の壁」で同僚にバカにされるケースもあるが…

公開日: 更新日:

 メジャー挑戦する日本人選手に、専属通訳が付かないのは異例だろう。ポスティングシステムでドジャースに入団した佐々木朗希(23)のことだ。

 日本時間14日は、けん制やフィールディング練習の直前、同僚のシーハンら(25)と談笑するひと幕もあった。

 佐々木はロッテのトレーナーや理学療法士らを連れて渡米したが、専属通訳は付かず、緊急時は英語が話せるトレーナーが通訳するという。この日の会見は球団職員が通訳してカバーしたとはいえ、右も左も分からない米国の地で通訳不在でやっていけるのだろうか。

 佐々木は週刊文春のインタビューで「野球に関しては、実際、やってみるしかないので、そこまでナーバスにはなっていません」「それよりも生活面での不安の方が大きいですね。英語は全然しゃべれませんから、今、スマホに英単語のアプリを入れて、必死で勉強中です」と話している。

 通訳なしなら英語の上達も早いだろうし、「細かいサインプレーやミーティングでは間違いなく通訳が必要になるけど、グラウンド内でのやり取りは通訳抜きでもほとんど困らない」とは元日本人メジャーリーガーだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    ニデック永守重信会長の堪忍袋の緒が切れる? 「売上高4兆円」達成に不可欠な牧野フライスの買収が難航中

  3. 3

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    茨城県知事の異常な県政を朝日も毎日も報じない不思議…職員13人が自殺?重大事件じゃないか!

  1. 6

    立憲民主党の凋落は自民党以上に深刻…参院選改選組が国民民主党に露骨なスリ寄り

  2. 7

    小芝風花&松坂桃李は勝ち組、清野菜名は貧乏クジ…今期ドラマ「トップコート」所属俳優の泣き笑い

  3. 8

    阿部寛「滑舌問題」はクリアできそうだが…新日曜劇場『キャスター』で国民的俳優が試される“唯一の心配事”

  4. 9

    浜田雅功の休養の裏で着々と進む松本人志との"今夏ダウンダウン完全復帰計画"…プラットフォームに本腰

  5. 10

    誰トク?広がる地方私大の公立化…見送られた千葉科学大は「加計学園」が運営撤退も大学存続