「金澤翔子の世界 ダウン症の天才書家」大川原有重監修

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 一度は奈落に落ちた母は、今、幸福に満たされている。「翔子の愛の深さは私の想像を遥かにこえる領域なので、私が教えたものではない」と母は書く。では、どこから? という長年の疑問に対して、母は最近、明快な答えを得た。普通の人より1本多い染色体の正体が「愛」なのだ、と。

(別冊太陽 平凡社=2000円)

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