「五〇年酒場へ行こう」大竹聡氏

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 心に響く、涙を誘うエピソードもたくさんあったが、そこは書き漏らしたと著者は言う。あえて軽妙に仕上げたのか、それとも酩酊していたのか、は触れないでおこう。(新潮社 1600円+税)

▽おおたけ・さとし 1963年、東京都生まれ。フリーライター。「酒とつまみ」創刊編集長。小説「レモンサワー」、エッセー「多摩川飲み下り」「ぜんぜん酔ってません」など著書多数。

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