「定年前後『これだけ』やればいい」郡山史郎著
84歳の現役ビジネスマンが、迫りくる人生100年時代を生き抜くノウハウを伝える指南書。
60歳定年なら残りは40年。定年後はもはや「余生」や「老後」ではなく、れっきとしたもうひとつの人生である。定年とはもうひとつの人生の始まりであり、少なくとも40代後半には、その準備を始めておいた方がよいと説く。そして老化防止のためにも定年後も仕事を続けるべきであり、再雇用を選ぶのではなく、「人生の後半生は好きな生き方をする」との強い意志を持って再就職することを勧める。
しかし、現実にはシニア世代の求人は少なく理想的な再就職は難しい。これまでサポートしてきたシニア世代の再就職の成功例を紹介しながら、後半生を豊かに生きるための再就職の方法を伝授する。
(青春出版社 950円+税)