司馬遼太郎100周年 全国の旭屋書店で企画展

公開日: 更新日:

 今年8月で作家・司馬遼太郎が生誕100年を迎えたことを記念して、「~未来につなぐ~生誕100周年 司馬遼太郎展」が、全国の旭屋書店11店舗で実施されている。

竜馬がゆく」や「坂の上の雲」をはじめとする往年の名作はもちろんのこと、取材風景や直筆原稿などの写真が収録された「図録」や、小学生に向けた珍しいエッセーまでもが購入可能。

 また、「オリジナルブックカバー」や「ノート」などの、普段は司馬遼太郎記念館(東大阪市)や通販サイトでしか手に入れられないグッズも特別販売される。ほかにも、自筆色紙が印字された「扇子」や、司馬が愛した菜の花柄の「オリジナル傘」なども並び、酷暑が続くなか、司馬ファンにとっては垂涎の納涼グッズとなるだろう。

 店舗規模によって展示スペースは異なるものの、「池袋店」や「船橋店」、「なんばCITY店」などの大型店では約300点の司馬関連商品を取り揃え、連日賑わいを見せているという。

「40代以上のファンが再読するきっかけになればと思ったのですが、予想以上に若いお客さまが目立ちます。10代の学生も訪れていただき、未来に読み継がれていくと確信しました」(旭屋書店担当者)

 開催は8月31日まで。

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース