「膵臓がんの何が怖いのか」本田五郎著
「膵臓がんの何が怖いのか」本田五郎著
膵臓がんは、罹患率は低いが、5年生存率が8.5%と、あらゆるがんの中で最もタチが悪いという。しかし、膵臓がんが厄介な病気であることに違いないが、早期発見して治療すれば、5年生存率90%超えを目指せるまでになっているという。
「かかったら怖い」「治療できずに死ぬことが多い」というマイナスイメージが染み付いている膵臓の病気について、どのように向き合えばよいのか専門外科医が選択肢を提示する医療テキスト。
膵臓の機能や他の膵臓病について基本を解説。その上で慢性膵炎や糖尿病など膵臓がんの発症リスクが高い人から、黄疸・背部痛などの初期症状、そして検査法や化学療法、ロボット手術などの最先端治療法まで。
膵臓がんとの正しい闘い方を伝授。
(幻冬舎 1034円)