番組“劣化”で次々低視聴率 フジテレビにつけるクスリなし?

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 フジのお題2つ目。12日放送の「ワイドナショー」にゲストでヒロミが出ていたのも驚いた。4月から裏番組の「美女たちの日曜日」(テレビ朝日系)でメーンを張っていて、低視聴率でわずか3カ月で打ち切りに。テレ朝が切り捨てたヒロミをありがたがってホイホイ拾うところが情けない。

 情けないといえば、4月に鳴り物入りでスタートさせた「情報LIVEグッディ!」。14日の視聴率(2部)がついに1・1%まで落ちたとか。

 そもそも、主婦に好かれるタイプではない安藤優子を起用した時点でこうなることはわかっていたはず。癒やし系おじさんの高橋克実をもってしても毒消しにもなりゃしないのだから。

 もっとも、安藤だけに責任を押し付けるのは気の毒。芸人コメンテーターも必要ないし、なにからなにまでダメダメ。三田友梨佳アナが日増しに痩せこけてきたように見えるのは気のせいか。

 そして、実はそれよりひどいのがその後の「みんなのニュース」だ。

 安保法案が衆院通過した16日の放送でも「あさって公開の『HERO』が渋谷ジャック。デパート屋上に『キムタクバルーン』」などとやっていた。これってニュースで扱うモノ?

 フジテレビ、どんどんダメになる。

(コラムニスト・桧山珠美)

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