高畑容疑者の代役で「真田丸」抜擢 大山真志はどんな人?
代役は無名の俳優だった。高畑裕太容疑者(22)が出演予定だったNHK大河ドラマ「真田丸」で代役に大山真志(27)が抜擢された。高畑容疑者は当初、真田信幸の息子・真田信政役で出演し、信幸の母・薫を演じる高畑淳子(61)とドラマ内の「親子共演」が実現するはずだったが、先月23日に強姦致傷容疑で逮捕。現在も前橋署で勾留中となっている。
思わぬ形で大役を任されることになった大山はまだ20代だが、11歳のころから芸能活動を続ける“中堅”。舞台やミュージカルを中心に活躍し、「テニスの王子様」や「弱虫ペダル」など100作以上の舞台に出演してきた。
今月17日からは舞台「英雄の運命」で主演を務める。2012年には映画、今年6月には「警視庁・捜査一課長」(テレビ朝日系)にも出演していたが、映像経験は非常に少ない“新人”。それがいきなり大舞台への抜擢となった。大山とはどんな人物なのか。
「小学生のころから芸能界に身を置いているにもかかわらず業界かぶれをしていない子で、とても謙虚で真面目な俳優。気遣いを怠らず、地方公演に行けば、その土地のお土産をスタッフたちに買って配るような子です。演技に対して常に真面目な彼がこういう形で報われて、こう言ったら高畑くんには悪いですが、“神様は見てくれていたんだな”と思いました」(舞台関係者)
今回の選考は知名度にこだわらず、実力重視での判断だったとか。ハプニングをチャンスに替え、売れっ子俳優へと羽ばたけるか。