よく効いて副作用も軽い…C型肝炎治療の“最強兵器”とは?

公開日: 更新日:

 新薬シメプレビルは耐性ができやすい。そのためシメプレビルを用いた3剤併用で効果が見られなかった場合、ウイルスが耐性を獲得して、打つ手がなくなってしまう。

「初回や再燃の患者さんは90%近い著効率なのでまだいいですが、2剤併用で無効だった患者さんが3剤併用療法を行っても、著効率は50%という結果が出ています。2人に1人は効果がないばかりか、耐性の問題もあります。だから、発がんのリスク判定をして、治療が待てるのか否か判断すること。さらに3剤併用療法を行うとした場合、勝算がどれほどかを判断することが重要です」

 発がんのリスク判定は、肝炎の進行度で見る。肝炎の進行度は、肝臓の硬さからF1~F4の4段階に分けられ、数字が大きくなるほど肝炎が進行しているということで、F4は肝硬変だ。主治医とよく相談してリスク判定を行い、ベストの治療を受けるべきだ。

 小尾部長は、「臨床試験中のソフォスブビルとレディパスビルは、今後C型肝炎ウイルスを絶滅させられるほどの力を持ったスーパー最強兵器」だと言う。ただし、値段も“最強”。現時点で薬1錠1000ドル、約10万円。C型肝炎治療が進歩していることは絶対に間違いないが――。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  3. 3

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  4. 4

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  5. 5

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  1. 6

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  5. 10

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり