安心して治療に専念 患者が医者に聞くべき5つのポイント

公開日: 更新日:

 体調を崩して病院に駆け込み医師の言うがままに治療を受けたものの、なんとなく不安を感じた経験がある人は少なくないだろう。良質で適切な医療を受けるには、医師とのコミュニケーションが欠かせない。患者が聞いておくべきポイントは5つある。
 信頼できる医師に安心して治療を受けたい。そのためには、「質問」が重要だという。

「医者が患者に教えない病気の真実」などの著者で、江田クリニック院長の江田証氏は言う。
「患者さんは、医者に何を聞いていいか分からないから不安になる。的確な質問ができれば、漠然とした不安を取り除くことにつながります。医者の方も、患者さんから質問されることで改めてその病気に対する知識や対処を整理できますし、うっかり見落としていたことを気づかされるケースもある。誤診を防ぐためにも質問は大切です。患者からあれこれ聞かれるのを煙たがる医者がいるのも事実ですが、そういう医者は自分自身がその病気に対してよく理解できていない証拠。いいかげんな医者を見分けることにもなります」

 これまで、病院とはほとんど無縁だった50代のAさんが、40度近い高熱に見舞われた。ただの風邪かと思っていたが、咳と痰がなかなか治まらない。日に日に息苦しさも増している。さすがに心配になり、病院で診察を受けたところ「肺炎」だと告げられた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的

  2. 2

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  3. 3

    元DeNAバウアーやらかし炎上した不謹慎投稿の中身…たびたびの“舌禍”で日米ともにソッポ?

  4. 4

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    菊間千乃は元女子アナ勝ち組No.1! フジテレビ退社→弁護士→4社で社外取締役の波瀾万丈

  4. 9

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  5. 10

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も