揉んでやせる! 理学療法士考案「ミオドレマッサージ」の威力

公開日: 更新日:

 特に中高年は、筋肉を柔らかくすることに一層努めるべき。年を取ると筋肉量の低下に伴って男性ホルモンも減少し、動きが悪くなる。筋肉の硬さに拍車が掛かり、脂肪が蓄積しやすくなるのだ。

 最もシンプルな方法は、筋肉の走行に沿って、手で強くさすったり揉んだりすること。滑りをよくするために、市販のマッサージ用オイルを塗るとベター。たとえばお腹をへこませたいなら、脇から胸に向かって、また肋骨の一番下の骨の脇からヘソに向かって、強くさする。脇腹の肉を強く揉む。たったこれだけ。

「ミオドレをやったことがない人は、筋肉がこわばっているので、最初は痛みでイタタタッと声が出るでしょう。でも、それを我慢して続けると、次第に心地良くなります」

■自分が想像する20倍の強さで

 7つのくぼみを強く押す方法もいい。「あごの下」「鎖骨」「脇の下」「みぞおち」「お尻のえくぼ」「そけい部」「ひざ裏」だ。

「筋肉は、関節をまたいで“始点”と“終点”が骨に固定され、伸び縮みしています。7つのくぼみには、多くの筋肉の始点と終点が集まっていて、刺激することで、筋肉全体のこわばりが取れて、緩みやすくなります」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭