【脳血栓症】 気づくのが遅かったら脳梗塞になっていた

公開日: 更新日:

 また、まっすぐ歩いているつもりなのに、いつの間にか意識なく足が勝手に左の方向に向かって歩いてしまう。不安になった舟橋さんは、以前、痛風の治療でお世話になった新宿区内の総合病院を訪ねた。

 問診のあと、「CT検査」(コンピューター診断画像)のほか、「SPECT」(脳血流シンチグラフィー)という検査を受診した結果、担当医から告げられた。

「気づくのが少し遅れたら、脳梗塞になっていましたよ。よかったですね。現在の正確な病名は『脳血栓症』です。医薬治療を行いますから1週間ほど入院してください」

 脳の血管が破れて出血する病気が「脳出血」。血管が詰まって血液の流れが悪くなるのが「脳梗塞」。脳の血管が狭くなったところに血栓(血の塊)ができるのが「脳血栓症」だ。

「医師の説明では、私の場合は血栓の程度が小さかったようです。これが大きく完全に血管が詰まってしまうと、酸素や栄養が供給されず、脳梗塞という病気になってしまう。こうなると、治療を行っても言語障害や手足に後遺症を残してしまうらしいですね。いやほんと、初期の段階で気がついてよかったですよ」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出