“夏バテ”の胃腸には「スタミナ料理」より「お粥や果物」が正解

公開日: 更新日:

 夏バテ対策に、肉たっぷりのスタミナ料理でも食べようかと考えがちだが、ちょっと待った。

「いわゆるスタミナ料理には、各種ビタミンやカルニチン、アミノ酸が豊富で、スタミナをつけ代謝を高める役割があります。しかし、いまからスタミナ食を食べて真夏に備えるならいいのですが、夏真っ盛りを迎えてから食べるのは逆効果。その頃にはすでに胃腸が弱り、夏バテが始まっています。そんな時にスタミナ食を食べると、弱った胃腸に負担をかけ体力を消耗してしまいます」(伊達友美氏)

 夏バテが始まった後は、お粥や果物など、胃腸に負担をかけないことを重視した食生活にする。そして勝負は、夏が終わってから。

「涼しくなり胃腸が回復してきたところで、スタミナ料理をしっかり食べて栄養補給し、体力の回復を図る。ただし、この時も、食べたいと思っていないのに無理に食べると、肥満などのリスクが増してしまいます」

 あくまでも体が欲しているものを食べるという基本を外さないように。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動