清原は肉体改造で不調に…「マシンで筋トレ」は“目的定めて”
元野球選手の清原和博は、マシンを使った肉体改造で引退を早めたともいわれている。重りのついたバーベルを持ち上げたりすれば体は丈夫になりそうだが、そうとも言えないようだ。
「ボディーメークを目的としたトレーニングにはなるでしょうが、筋肉を増強しすぎると筋肉同士の引っ張り合いが生じ、体の柱のつなぎ目にあたる関節に負担がかかります。また、ガチガチの硬い筋肉のせいでひねりがスムーズにできず、結果的に四肢の筋肉ばかりに負担がかかってしまう。筋トレすれば、パフォーマンスアップにつながるとは限りません」(南湖舞紀氏)
改造後は清原もホームランが打てるパワーはついたものの、空振りで筋肉損傷、膝痛と自爆ばかりだった。
「単に体を大きくしたいのか、ゴルフで使える体にしたいのか、ケガのない日常生活を送りたいのか、どこに照準を定めるかが必要です」