【変形性膝関節症】3、4年前から右膝の下にしびれ

公開日: 更新日:

 歩くと両膝に痛みが走る「変形性膝関節症」は、早くて40代ごろから始まり、加齢に伴い加速度を増す。

 厚労省の調べでは、潜在的な患者を含めるとその数はおよそ3000万人。東京都内に住む専業主婦、高橋咲子さん(仮名、65歳)もそのひとりで、人生の後半はまさに「変形性膝関節症」の痛みと格闘してきた。

 自宅から近い国立西埼玉中央病院(現・国立病院機構 西埼玉中央病院)の診断をスタートに、これまで数えきれないほどの病院や治療所を訪ねてきた。

 治療は整形外科の「牽引」に始まり、「ヒアルロン酸注射」「ステロイド注射」「痛み止め薬」「湿布薬」「サポーター」それに「マッサージ」。マッサージは評判を聞いて杖を頼りに、海を渡り韓国・ソウルにまで足を運んだ。

 ほか、「カイロプラクティック」「整体」「温泉」「温水プール」には数年間も通い、プールには現在も時々足を運ぶ。

「それでも保存療法で悪化を抑えることができても、膝の痛みが取れないことを実感しています。もう死ぬまで膝の痛みを背負っていくと諦めました」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末