【歯が折れた・抜けた】保存するため覚えておきたい3カ条
歯医者へ持って行くまでの保存の仕方も重要。市販の「歯の救急保存液」も売られているが、薬局に行くヒマはない。その場合は、次の3つの保存方法がある。
①歯が抜けた本人の「口の中」に含んで保存(子供はのみ込みに注意)
②「牛乳」につけて保存(ロングライフミルクや低脂肪牛乳を除く)
③「生理食塩水」につけて保存
生理食塩水(0.9%)の作り方は、コップ1杯(200㏄)の水に食塩を小さじ3分の1(1.8グラム)を入れれば出来あがる。
再植はレンジやワイヤーなどを使って隣の歯と3~4週間固定する。回復まで安静が必要なので、しばらくは抜けた歯ではできるだけ噛まないようにする。ただし、歯の状態によって成功率は100%ではないという。
「歯を思いっきりぶつけて、歯が少し動いている場合や痛みが強い場合も要注意です。折れている自覚がなくても歯の根っこや歯槽骨が折れている可能性があるので、歯科医院でレントゲン写真を撮ることが大切です」