仕事への影響不安も 道端アンジェリカ「乾癬」告白の決意

公開日: 更新日:

■メークさんにも言えなかった

 乾癬という病気を知ったのは、その頃に見ていた海外ドラマがきっかけでした。出演していた女優さんの脚に自分と同じような赤い湿疹があって、彼女が乾癬だと公表していたのです。調べると欧米では割とポピュラーなのですが、日本では珍しい病気でした。

 周りに相談したら東洋医学を勧められて、乾癬によく効くという自然治療法を始めました。私の場合は、主にひまし油(植物油の一種)を染み込ませたA4サイズほどの湿布を肝臓に毎日1時間当てたり、おいしくないハーブティーを飲んだりするというものです。専用のコットンを購入して、毎回、ベトベトのひまし油を塗って湿布を作って、寝転んでお腹に当てて……。終わったら、重曹を溶かした水でベトベトをふきとります。

 不規則な生活の中でこの作業を毎日続けるのは結構大変でした。それでも頑張ってやり続けたら、1カ月で症状が悪化してしまったのです。個人差があるのでいろいろだと思いますが、実はその状態は、悪いものが出てそこから良くなる「好転反応」。でも仕事上、「これ以上は無理」と断念しました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」