6年前にくも膜下出血 神足裕司さんは「書く」が存在理由

公開日: 更新日:

■「自分の筆で家族を養いたい」

 あれから丸6年です。食事もトイレもお風呂も介助が必要で、ソーシャルワーカーからも身内の医者からも、療養型の病院を勧められたこともありました。自宅を改装しても在宅介護は無理だろうと思われたのです。でも、妻、息子、娘がそれぞれに「パパを家に」と思ってくれていたようで、自宅に帰ることができました。もし療養型の病院に入っていたら今のボクはなかったでしょう。

 今のボクにとって「書くことは生きること」です。生きる意味であり、存在理由といっても過言ではありません。家族や周囲に迷惑をかけていますが、書くことがギリギリの生きている証し。自分の筆で家族を養いたいのです。

 病気になって人の優しさを実感しました。高齢者や障害者の不便や考えていることも少しわかりました。だから“今の自分でもまだ何かできることがあるはず”。せっかくこういう体になったのだから、こういう体でしかできない体験をたくさんしたいと思います。

 ちなみに、今日はこれからしゃぶしゃぶを食べにいきます(笑い)。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 4

    柴咲コウの創業会社が6期連続赤字「倒産の危機」から大復活…2期連続で黒字化していた!

  5. 5

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  1. 6

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 7

    世耕弘成氏「参考人招致」まさかの全会一致で可決…参院のドンから転落した“嫌われ者”の末路

  3. 8

    「羽生結弦は僕のアイドル」…フィギュア鍵山優真の難敵・カザフの新星の意外な素顔

  4. 9

    「フジテレビ問題」第三者委員会の報告会見場に“質問できない席”があった!

  5. 10

    「Nスタ」卒業のホラン千秋にグラビア業界が熱視線…脱いだらスゴい?